村上春樹、読んだ順。

まずは

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

この本は今は無き、Village Vanguard 川西店で購入。村上ワールドにはまるきっかけとなった本。


そして

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

村上春樹デビュー作。中学生でこの本が好きだという人がいて、ずいぶん驚いた
。この頃は3部作であとに続くとは知らなかった。


次は

アンダ-グラウンド

アンダ-グラウンド

大学の先輩に薦められ。地下鉄サリン事件被害者へのインタビュー。文庫本だと800ページ弱の大作。地下のイメージが世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドとオーバーラップする、と思っていたら、あとがきで著者自身が触れていた。


これを読んでいたのは4回生の秋ごろ

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

井戸が話の中心のひとつとなっていて、よっぼど村上さんは地下が好きだなと。。


短編集

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)

「かえるくん、東京を救う」を読みたくて。出身中学の読書科の先生に村上春樹を読んでいると言ったら、「かえるくん…」を読んでみぃという話になったので。確かにお勧め。


このへんからは就職後

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

文庫で出たので。迷わず購入。


夏休みの東京→関西 鈍行里帰り中に読んだのが

1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)に続く3部作。


そして今読んでいるのが

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

3部作のさらに続編。

といったところ。まだまだたくさんありますなぁ。。
読み物にはしばらく困らなさそう。

ところで「風の歌を聴け」では主人公は東京の大学生で、夏休みに阪神間へ帰ってきている。神戸のジェイズ・バー以外は地名は出てこないが、情景からして西宮・芦屋から東灘あたりの阪神間の話であることがわかる。
村上春樹阪神間出身なので、阪神間と東京が小説の舞台であることが多いのだが、私自身が阪神間出身で、最近東京に出てきて暮らしだして、より小説の世界を身近に感じられるようになったことが、最近の固め読みの背景にありそうだ。

ちなみに音楽だと「くるり」をアルバムコンプリート目指して買って、聴いてます。(やはり関西。。)こちらはまた今度。