嗜好の変化

就職してから趣味がすこし、変わってきた。

昔から本はわりと読む方ではあったけれど、読み方に脈絡というものが無かった。ファンタジー、新書、村上春樹、教科書だって総合政策という不思議な学部のおかげで、生態学言語学コンピュータサイエンスに経済学と日替わりでレポートを仕上げなければならなかったこともあり、脈絡無く教科書を読んだりということもあった。

本は読んでも、続けて同じ作者の本を読む、ということは無かったわけで。。
音楽についてもしかり。
目移りがするというか、脈絡のない読書や音楽の聴き方が好きだった。

ところが最近、どうもその嗜好が変わってきた。
自分自身の分析によると、狭い範囲を掘り下げるエンジニアという仕事に就いた影響がありそうだ。雑誌やネットでもコンピューター関連の記事をずっと読んでいる。ひとつの記事ではわからないため、いろいろな角度から書かれた記事を探してみる。そういう生活の影響があるのではないかと。

ともかく、最近はもっぱら本を読むというとコンピュータ関連と、小説ならば村上春樹。「風の歌を聴け」に始まる三部作を皮切りに、固めて読み続けている。

というわけで、学生時代も含めて読んだ順に並べてみよう。