ドラッカー「私の履歴書」

昨日から日経新聞の最終面*1ピーター・ドラッカーの連載が始まった。ドラッカー氏は95才にしてなお大学で教え、長い論文や著書を書き続けているという。連載第一回(2/1/2005)の連載見出しは「基本は文筆家」。途中原稿を書くコツを紹介していたりする。

パソコンは使わないが、長年の経験からかなりのスピードで原稿を仕上げる技術を身につけている。
まず手書きで全体像を描き、それを基に口述で考えをテープに録音する。次にタイプライターで初稿を書く。通常は初稿と第二稿は捨て、第三稿で完成。要は、第三項まで手書き、口述、タイプの繰り返しだ。これが一番速い。

第一回の連載は次のように結ばれている。

こんなに関係が深い日本の読者に私が生きた一世紀を語れるのは光栄である。最も古い記憶は第一次世界大戦の勃発だ。何しろ生まれはウィーンで、そこは大戦の引き金を引いたハプスブルク帝国の首都だったのだ。次回はそこからスタートしたい。

わくわくしません?
これからしばらくはこの連載が楽しみだ…

*1:新聞の最初のページは一面、じゃあ最後の方はなんと呼ぶの?最終面であってるんだろうか?知ってる人は教えてください!