再びツールについて

さて皆さんの会社,学校あるいは団体の会議はどんなものだろう。
最近大学のOB合唱団に参加していることで、久しぶりに会社以外で会議に出席した。議題は今年の活動予定だったが、まず去年の活動一覧やら何やら資料一式が配られて、なんとなく話が進んでなんとなく話がまとまっていった。
 一方会社でのミーティングはというと、基本的に紙は使わない。まずミーティングの主催者がアナウンス事項などをPowerPointのスライドをプロジェクターで見せながら説明し、次に誰が何をやるかということを同じくプロジェクターで写したExcelの表などに記入しながら話が進む。議事録が必要な時はエディタでうち込み、ミーティング後PowerPointExcelの資料、あとWordもしくはhtml化された議事録が送られてくる。特にExcelは便利で仕事で一番使ってるツールは何かと聞かれると、おそらくExcelと答えるだろう。
 正直仕事をはじめるまではPowerPointExcelは、一応使うけどなんとなくなじめないものだった。就職試験の面接では手書きのスライドを持って行ったくらいだ。でも否応なしにこれらのツールを使わなくちゃいけないとなると、苦手だなんて言ってられない。今まで使ったことなかった機能も使いだして、またアイディアや情報をうまく整理するための使い方とかもちょっとずつ分かってきて、いまや手放さないツールとなってしまった。
 冒頭に話を戻すと、はじめに配られた去年の予定表に各々書き込みながら話をしているため、全体で情報が共有されず話が何度もループしてしまう。ついその場にプロジェクターがあれば、と思ってしまった。と同時にふとそういうことを考えるほど、すっかり毒されてしまっていることに我ながら少し驚いた。